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中堅企業向けERPの要件とは

ERPの利用が大企業から中堅・中小企業に広がってきています。大企業では会計や販売管理など一部の業務にのみERPを導入・適用するケースも多いのと比べ、中堅・中小企業でのERP利用ではほとんどすべての業務にERPを適用している割合が高いように感じています。

事業の多角化などで事業領域が広い大企業に対して中堅・中小企業では、①単一の事業が中心となっていること、②予算が限られITのトータルコストを抑える要求が強いこと、③システム要員が少なく限られた人材で運用が行えること、などがその一因なのかもしれませんが、いずれにしても広い業務範囲でERPを適用する方がデータの一元管理やデータの業務間での自動連係が進み、望ましいことは言うまでもありません。

したがって中堅・中小企業ではERPの選択では、対象業務範囲の広いERPを採用することが望ましいといえます。

 

システム要員が少なくITのトータルコストを下げるという観点からは、クラウド版でありSaaS版のERPが望ましいといえます。

SaaS版のERPを使用すれば、サーバーの監視やバックアップなどの運用の業務はERPベンダーに任せられます。インフラ周りの業務から解放されますのでIT要員の削減あるいは負荷を下げられます。

 

ERPを評価する尺度の1つとして良く「拡張性」が使用されますが、この拡張性については判断が難しいところです。

従来、ERPの業務処理を企業の運用に合わせてコントロールするためのパラメータが多いほど拡張性が高いような言われ方をされることがありましたが、本当にそうなのか見直しを考える必要があると考えています。

パラメータが多過ぎるとどのような設定の組み合わせにすべきかを考えて決めることが必要で、判断がより複雑になり負荷が掛かることになります。適度なパラメータであることが望ましいといえます。

大企業でも大企業向けの大規模なERPを導入するのではなく、中堅企業向けのERPを導入・適用する企業も出てきています。

これからの時代は、コアの業務については複雑ではなくシンプルなシステムにしていく方向にあると思われ、大企業は中堅企業向け、中堅企業は中小企業向けのERPを検討することが求められるのではないかと考えています。

Microsoft Dynamics 365 Business Centralは、業務機能範囲が広く、MicrosoftのクラウドサービスAzure上で稼働するSaaSであり、パラメータも適度の数でコンパクトにまとまっており、まさに中堅・中小企業向けには最適なERPといえます。是非、ご検討ください。



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