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Business Central は「進化」し続けている

Business Central については、アプリケーション(プログラム)、および、データ、から構成されるシステム全体はすべてクラウド上にあり、システムは頻繁にアップグレードされます。主として問題解決(バグ修正)のためのマイナーアップグレードはほぼ毎月、一方で、機能改善・追加のためのメジャーアップグレードは、通常は4月と10月の年二回行われます。ERP 製品のクラウド版が一般的になる前は、ERP システムはすべて利用企業の社内(あるいはホスティングサービス内)のサーバーにインストールされて運用されていましたが、ERP 製品の新しいバージョンがリリースされても、通常はアップグレードせずに、5年、6年、あるいは長い場合には10年以上、そのままのバージョンを利用し続けるのが普通でした。そのような状況下では、ERP 製品の機能自体の変更を「感じる」ことは全くありませんでしたが、クラウド版は、アップグレードの時期が来ると、ある意味では「強制的」に環境が変わってしまい、同時に、リリースされた新しい機能が使えるようになります。

 

少し前ですが、2020年10月にリリースされたバージョン17では、以下のような機能が強化/追加されました:


< 会計アプリケーション >

  • 会計伝票のバックグラウンドチェック

  • 転記済一般仕訳帳のコピー

  • 繰返一般仕訳帳明細の日付コントロール


< 販売管理アプリケーション >

  • 配送品の追跡対象の拡大

  • 得意先向け伝票のWordを使ったレイアウト変更


< 在庫管理/ジョブ管理アプリケーション >

  • 品目参照の拡張

  • 非在庫品目のデフォルト単位原価




 

クラウド版以前の時代では、追加されていく機能は、どちらかというと新しい業務分野向けのものが多く、既存のものを強化することは比較的少なかったのですが、Business Central については、既存のものの強化も数多く見られます。「こうなればもう少し良くなる」という、比較的軽微な、あまり目立たないような機能改善も含まれています。マイクロソフトは、Business Central の既存機能の改善や新規機能の案について、パートナーからの提案と投票を参考にして候補を決定し、その後、開発・リリースする方法を採っています。今後どのような機能がリリースされていくかは、ある意味では楽しみでもあります。

 



 



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