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SaaS型ERPのメリット(2)―アウトソーシング



ERPが登場して間もない頃には、ERPの採用により基幹システムの維持管理がアウトソーシングされるということが言われていました。ERPパッケージのバージョンアップにより業務機能や操作性がアップされ、OSやDBのバージョンアップなど新しい技術への対応も実施されるという点があるからです。
もっとも、アドオン開発が多量にあると、その維持管理は自社で対応しなくてはならないので、完全にアウトソーシングされるわけではありませんが。

クラウド上で稼働するSaaS版のERPの利用について考えてみると、インフラ面や運用面についてもERPベンダーにアウトソーシングする、すなわち、より広い範囲でアウトソーシングするという面があるといえます。
しかも、インフラや運用面を含めて考えてもSaaS版ERPの利用料金は比較的安いという経済的メリットもあります。

SaaS版のERP利用を検討する際には、前述のERPベンダーにアウトソーシングするという面があることに十分留意することが重要です。自社の資産をERPベンダーに預ける、運用を任せるということですので、まさにERPベンダーと一心同体のようなものになるということだからです。

そこで重要なのは、ERPベンダーの安定性・成長性です。ITベンダーの業界もM&Aが多々あります。BaanはInforに買収され、JD EdwardsやPeopleSoftもOracleに買収されました。このような買収されるERPパッケージを採用していた企業は、どこかの時点で基幹システムの切り替えを余儀なくされるかもしれません。
つまり、SaaS版ERPの選定では、ベンダーの安定性・成長性を考慮することが必要になります。

Dynamics 365 Business Centralは、ソフトウェア・ベンダーの巨人からクラウドの巨人に切り替わった勝ち組であるMicrosoftの製品であり、この点については、非常に安心できます。



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